【センバツ】海星が7年ぶり春勝利で長崎県勢70勝 2点三塁打の田川一心主将「1本出てうれしかった」

スポーツ報知
5回2死一、二塁、右中間へ2点適時三塁打を放った海星・田川一心(カメラ・渡辺 了文)

◆第95回センバツ高校野球大会第3日 ▽2回戦 海星5―1社(20日・甲子園)

 海星(長崎)が自慢の機動力でしぶとく得点を重ね、初戦を突破した。海星にとっては2016年以来、7年ぶりのセンバツ勝利。この1勝で、春夏通算で長崎県勢70勝(春28勝)を達成した。

 海星は序盤に足を絡めて2点を先制すると、1点差とされた5回には、2死一、二塁から4番で主将の田川一心捕手(3年)が右越え2点三塁打。「(先発の)吉田がその前の回に1点取られた。流れを変えたいと思って打席に入ったので、1本出てうれしかった」と笑顔を見せた。

 8回には三塁走者・平尾幸志郎外野手(3年)が、三ゴロの送球間に本塁を陥れる好走塁で、ダメ押しの1点を奪った。

 投手陣は先発した左腕の吉田翔(3年)が、制球に苦しみ7回で134球を要しながらも4安打1失点(5三振4四球)と試合をつくった。8回からリリーフした右腕の高野颯波(3年)も2回1安打無失点。危なげなく逃げ切った。

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