【センバツ】広陵の「ボンズ」真鍋慧3安打の活躍で二松学舎大付撃破で春40勝 2年生右腕・高尾響は8回0封

スポーツ報知
7回1死、この試合3本目の安打となる右二塁打を放った広陵・真鍋慧(カメラ・馬場 秀則)

◆第95回センバツ高校野球大会第3日 ▽2回戦 広陵5―0二松学舎大付(20日・甲子園)

 広陵の「ボンズ」真鍋慧内野手(3年)と、二松学舎大付・片井海斗内野手(2年)のスラッガー対決に注目が集まったカード。広陵が真鍋の3安打など打線がつながり試合を優位に進め、投げては2年生右腕・高尾響(2年)が二松学舎大付を相手に8回無失点。9回は倉重聡投手(3年)が走者を背負ったものの、無得点に抑え快勝。6校目の春40勝を挙げた。

 1回、広陵は先頭の田上夏衣外野手(3年)が四球で出塁。犠打と暴投で三進。注目の打者・真鍋が四球で歩いた1死一、三塁から小林隼翔内野手(3年)の遊ゴロ併殺崩れの間に1点を先取した。

 追加点は5回。1死から1番・田上が右翼へ左への二塁打で出塁し、2死三塁で真鍋。真鍋はきっちり左前に適時打を放ち2点目。続く4番・小林が左翼線二塁打、5番・只石貫太捕手(2年)も左中間を破る二塁打で続き、この回3点を挙げリードを4点に広げた。

 さらに8回には、1死一、三塁で高尾の三ゴロで5点目を挙げ、試合を決めた。

 二松学舎大付は、広陵の高尾と只石の2年生バッテリーの前に、2回1死二、三塁、4回2死二、三塁などのチャンスであと一本が出なかった。

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