日本がスコットランドに最終エンドで逆転　藤沢五月「諦めずに粘って戦えた」…カーリング世界選手権

◆カーリング　▽世界選手権（１９日、スウェーデン、サンドビーケン）

　カーリングの女子世界選手権の１次リーグが行われ、世界ランク５位の日本代表ロコ・ソラーレは、スコットランドに最終第１０エンド（Ｅ）で逆転し、今大会初白星を収めた。

　２連敗で迎えた一戦。第１Ｅで１点を先取するも、その後は相手に得点を許し、前半を２―６で折り返した。だが、スキップの藤沢五月が「自分たちを信じて、最後の最後まで諦めずに粘って戦えた」とうなずくように、点差が開いても集中を切らさず。５―８の第１０Ｅで４点を奪い、逆転勝利を収めた。

　藤沢は「前半は苦しい試合で、またこんな展開になっちゃったかと、昨日の試合に近いような試合で自信を失いそうになった。でも特に最終エンドでゆうみ（鈴木夕湖）と、ちな（吉田知那美）が難しいショットではあったけど、しっかりパーフェクトに決めてくれて、つなげてくれたので、私は最後、出すだけというショットだった」とこの試合を振り返った。

　１次リーグは総当たりで上位２チームが準決勝、３～６位は準決勝進出を懸けたプレーオフへ進む。日本代表は、次戦（２０日・日本時間午後５時開始）で米国代表と対戦する。