【侍ジャパン】大谷翔平伝説再び 準決勝打者専念、決勝救援登板プラン急浮上「最後の最後ですし」

スポーツ報知
栗山英樹監督(手前)と話をする大谷翔平(カメラ・岩田 大補)

 侍ジャパンは19日(日本時間20日)、準決勝・メキシコ戦を翌日に備えて試合会場の米フロリダ州マイアミのローンデポパークで約1時間30分の全体練習を行った。エンゼルス・大谷翔平投手(28)はキャッチボールなどで調整。16日の準々決勝・イタリア戦で先発したが、21日(同22日)の決勝戦登板へ「準備はもちろんしたい」と意欲を示した。

 大谷伝説が再び幕を開けるかもしれない。初のWBC出場となる今大会は1次ラウンド(R)初戦の9日中国戦で先発して4回無失点と好投して勝利投手になると、1次R全4試合で安打と打点をマーク。投打でチームを4連勝に導き、1次R・B組のMVPに選出された。16日・準々決勝のイタリア戦でも先発して5回途中で2失点。再び勝利投手になり、大量点につなげるセーフティーバントも決めた。

 あす20日(日本時間21日)の準決勝・メキシコ戦は打者に専念する見込みで「あしたは中(登板間隔)的にもきついですし、十分に投げるピッチャーもいますし、あしたは間違いなく問題なくみんなが計算通り行けば間違えなく勝てる試合じゃないかなと思います」と意気込みを口にした。

 さらに、決勝での救援登板にも意欲を示した大谷。「中継ぎで行く準備はもちろんしたいなと思っていますけど、そこは体調との相談。ここまで球団(エンゼルス)にもわがままを聞いてもらって、本当に色々と許容してやってもらっているところがあるので、最後の最後ですし、あとは自分の体と相談しながら決めたいなと思います」と決意を口にしていた。

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