【ボートレース】勝負駆けに成功した吉田拡郎が準優勝戦でも「一発狙う」～平和島ＳＧボートレースクラシック

　ボートレース平和島で開催中のＳＧ「第５８回ボートレースクラシック」は１９日に４日目が終了して、準優勝戦に進出する１８人が決まった。日増しに舟足がアップしているのが吉田拡郎（４０）＝岡山＝だ。６Ｒは、ほぼ横一線のスリット隊形も、そこからグイッとひと伸び。一気に内２艇を叩いてまくった。「気合が入り過ぎてスタートは早かった。１Ｍは行くしかないと思って行った。新品リングを入れたら伸びが上向き、ターンの感触も良くなって出足もきた」と勝負駆けを成功させて表情が緩んだ。

　吉田のＳＧ参戦は２０年に平和島で行われたグランプリシリーズ以来、２年３か月ぶり。クラシックは５年ぶり６度目の出場となる。準優勝戦１０Ｒは３号艇に決まり「今節３度目ですね。またリングを換えた。リング交換が当たっているし、一発狙っていきますよ」と静かに闘志を燃やし、１８年７月、若松オーシャンカップ以来のＳＧ優出を狙う。