【池添謙一のKen to 1・特別版】メイケイエールに何としても大きいタイトルを取らせたい

スポーツ報知
池添謙一騎手を背に高松宮記念に向けて追い切るメイケイエール

 いよいよ今週、春のG1シリーズがスタートします。初戦の高松宮記念はメイケイエール。僕のけがで前走の香港スプリントは騎乗できず、2戦ぶりのコンビです。

 15日の1週前追い切りで久々にまたがりました。予定より時計が速くなってしまい、上手に乗れたとは言えません。ただ、大きくてきれいなフットワークは変わらない一方で、馬体は一段階パワーアップ。きゃしゃな面が消え、ぶれのない走りにはフィジカルが完成の域に入ってきたことがうかがえました。16日は厩舎まで様子を見に行きましたが、ケロッとしていてひと安心。精神的なガス抜きにもなったようです。

 ここ2戦を振り返ると、スプリンターズSは中2週のローテーションで精神的にイライラしていた印象。勝負どころでやめる感じになったのも初めてでした。前走はスタートして1ハロンくらいから3角過ぎまで一気に脚を使う形。それでも最後まで踏ん張って大きく崩れず、力を見せていました。

 4か月ぶりだった昨秋のセントウルSが非常に強い勝ち方。彼女に関しては、休み明けはプラスに出るでしょう。今回は香港の規定で使用不可だった折り返し手綱を着けることもできます。残り600メートルあたりまで我慢を利かせられれば、爆発力のある末脚を発揮してくれるはずです。

 昨年は内を通った馬が上位を占めるなか、外から一頭だけ伸びて0秒1差。枠や展開、馬場状態など少し運が向かなかっただけで、G1を勝てる手応えをつかみました。本当にファンの多い馬ですし、何としても大きいタイトルを取らせたい。最高のパフォーマンスが出せるように全力を尽くしますので、応援よろしくお願いします!(JRA騎手)

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