【バーチャファイターeスポーツ】初のプロ大会、とんちゃん選手が初代王者「僕が負ける大会なんてない」

優勝したとんちゃん選手(左)にボードを手渡す青木盛治チーフプロデューサー。後列は準優勝のじゃんぬ選手
優勝したとんちゃん選手(左)にボードを手渡す青木盛治チーフプロデューサー。後列は準優勝のじゃんぬ選手

 対戦格闘ゲームのeスポーツ大会「バーチャファイターeスポーツ プロ チャンピオンシップ 2023」が19日、都内で開催された。同作初となる賞金制のプロ公式大会で、この日までにプロライセンスを獲得した8人のうち7人(1人は体調不良のため出場辞退)が出場。優勝候補筆頭のとんちゃん選手が圧倒的な実力を見せつけ、初代王者の座を勝ち取った。

 「自分以外はみんなドングリ」。試合前から強気な発言を繰り返していた自他ともに認める“最強プロ”が、言葉通りに初代チャンピオンに輝いた。「全部勝つつもりで来ましたから。有言実行できてよかったです」。落ち着き払った表情で、こともなげにバーチャファイター(VF)史上初のプロ大会を振り返った。

 決勝戦の相手は、自分と同じくジャッキー・ブライアントを操るじゃんぬ選手。5セット先取マッチの1セット目を奪われたが「これも想定内」とケロリ。2セット目から使用キャラクターを結城晶に切り替えた。「最初から決めていました。同じキャラで戦いたくなかったので。あと、晶で優勝したら盛り上がるでしょ」。30年の歴史を誇るVFシリーズの看板キャラを自在に操り、5―3で鮮やかな逆転勝ちを収めた。「一瞬ヒヤッとしたけど、自信はかなりありました」

 決勝戦を戦ったじゃんぬ選手も「相手の弱点を素早く見抜き、攻撃への反応が他の人よりも数倍早い。各キャラの知識量もマックス」と、とんちゃん選手の圧倒的な強さに舌を巻く。初代王者は「連続で読みを当てる爽快感と、こうした注目される試合で勝つ達成感」とゲームの魅力を語った。

 「バーチャファイターは生活の一部」と語るチャンプ。今大会で優勝賞金100万円とともに、世界でただ一人のゲーム内称号“創造神”を得た。賞金の使い道については「おばあちゃんにいい杖でも買ってあげます」。第2回大会への抱負を聞くと「僕が負ける大会なんてありません」とビッグマウスが冴えわたる。バーチャファイターのプロシーンの頂点には、これからも有言実行の“創造神”が君臨し続ける。

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