◆オープン戦 楽天4―2中日(19日・バンテリンD)
楽天のドラフト2位・小孫竜二投手(鷺宮製作所)が6回から3番手で登板。無安打無失点と打線を封じ、存在感をアピールした。
3―2の6回。先頭の大島を遊ゴロに抑えると、続く福永は右飛、木下を左飛に打ち取る好リリーフを披露。17日の中日戦(バンテリンD)から2登板連続での無失点投球を見せ「短いイニングで結果的にゼロに抑えることができてよかった」と安どの表情を浮かべた。
アマチュア時代は主に先発を任され、1イニングだけの中継ぎ登板はプロ入り後が初めて。経験豊富な先輩らに調整方法などアドバイスを受け、準備を整えている。「先発と違って1イニングで自分の武器をマックスで出さないといけない。ブルペンの準備の仕方だったりはすごく違う」と難しさを感じつつも「自分の中ではチームの中で本当に託された場所だと思ってすごく充実感もある。これからもっと上げていけたらいいなと思います」と前を向いた。
中1日での登板も結果を残し、石井一久監督は「攻撃的にちゃんとストライク取れてますよね。リリーフってすごく難しいんです。ストライクを攻撃的に投げ続ける勇気が必要なので、それはできている」と高評価した。