◆オープン戦 ロッテ2―1西武(19日・ZOZO)
西武・平良海馬投手がオープン戦3度目の登板を果たし、4回を2安打、無失点にまとめた。
5回から登板すると最速154キロの速球にスライダー、カットボール、スプリットなど多彩な変化球をまじえて打ち取っていった。「左打者にカットボールを投げるのは得意でしたし、そこを前面に出して試合を作れたかなと思います」と振り返った。
オープン戦3試合を含めた対外試合4試合で17イニングを投げて無失点。「1イニング1イニングをゼロで抑えることの積み重ねだと思いますし、そこは中継ぎと同じ気持ちですので、今のところは上出来かと思います」とセットアッパーの時と心構えは変わらない。
先発転向で球数、イニングも増えていくが「中6日あって体がいい状態でずっと続いているので、ブルペンで投げたくなるのですが、そこを我慢してセーブしている感じです」と徐々に先発の体になりつつある。次回登板は24日からのDeNA3連戦(ベルーナドーム)となる見通しで、開幕前最後になる。「1イニング1イニングをしっかり抑えて、球数もしっかり減らせるような投球をしたいです」と目標を掲げた。