箱根駅伝2年連続でシード逃した東海大の新主将は新3年の越陽汰 両角速監督体制では初の3年主将

東海大の主将に決まった越陽汰
東海大の主将に決まった越陽汰

 今年の箱根駅伝(1月2、3日)で15位に終わり、2年連続でシード権(10位以内)を逃した東海大の新主将に越陽汰(現2年、新3年)が就任したことが19日、分かった。両角速監督(56)が就任した2011年以降では初の3年生主将となる。両角監督は「できれば、4年生に主将をやってほしかったが、チーム全員で話し合った結果、越が主将に適任ということになりました。今年(23年度)は苦しいシーズンになると思いますが、全員で乗り越えたい」と話した。

 新4年の主将候補としてはエースの石原翔太郎が挙がったが、競技に集中し、走りでチームに貢献することになったという。

 東海大は2019年の箱根駅伝で悲願の初優勝を果たした。20年は2位、21年は5位と上位争いをしたが、22年は最終10区で8位から11位に後退し、8年ぶりにシード権を逃した。今年も前回大会5区で2位と活躍した吉田響を欠いたことなどが響き、往路13位、復路18位で総合15位に終わった。第100回記念大会は2年連続の予選会(10月)から巻き返しを図る。

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