来年デビュー50周年の大仁田厚、DDO旗揚げの電流爆破戦で快勝「なめるなよ。こっちは50年だぞ!」

スポーツ報知
DDO旗揚げ戦に快勝。パートナーの勝俣瞬馬(左)と「1、2、3、ファイヤー!」と叫ぶ大仁田厚(カメラ・中村 健吾)

◆DDTプロレス「ドラマティック・ドリーム・オーニタ~DDO旗揚げ戦~」大会 ▽Jadoアラート発令!電流爆破邪道ミサイル6人タッグデスマッチ30分1本勝負 〇勝俣瞬馬、大仁田厚、小嶋斗偉(13分55 秒電流爆破バットでの殴打→体固め)HARASHIMA、高尾蒼馬、平田一喜●(19日、神奈川・鶴見青果市場)

 メインイベントのJadoアラート発令!電流爆破邪道ミサイル6人タッグデスマッチに「邪道」大仁田厚が緊急参戦。団体内に新ユニット「DDO(ドラマティック・ドリーム・オオニタ)を旗揚げした勝俣瞬馬、小嶋斗偉と組んで、HARASHIMA、高尾蒼馬、平田一喜組と対戦した。

 両チームの強い要望を受け、電流爆破邪道ミサイルに加え、電流爆破バット&電流爆破有刺鉄線ボードを設置して行われた一戦。

 大仁田は序盤から場外で平田らをイスや柱に叩きつけ、痛めつける大暴れ。さらに電流爆破バットでの殴打。ミサイル爆破、鉄線を敷き詰めたボードへの叩き付けと、他団体でやりたい放題。最後も自身が後ろからはがい絞めにした平田を勝俣が電流爆破バットで殴打。KO勝利を収めた。

 パートナー2人の手を掲げ、リングの中央で喜んでいるところにDDT社長でもある高木三四郎が登場。「大仁田さん、DDO発足、おめでとうございます」と祝った上で「俺はまだ電流爆破の商標を諦めてない。商標をかけてのDDTとDDOの全面対決、電流爆破マッチ、16日の新潟でどうですか?」と4月16日のDDT新潟大会でのDDOの3人対高木、ジョーイ・ジャネラ、正田壮史の6人タッグでの対戦を要求した。

 これに対し、「なんで、そんな地方でやるんだ、バカヤロー!」と最初は難色を示した大仁田だったが、「DDTじゃなくて、DDO主催がいいけどな。やってやるよ」と受諾した。

 高木らが去った後のリングでマイクを持つと「コロナも落ち着いてきました。ご起立お願いします。行きますよ。1、2、3、ファイヤー!」のいつもの決めゼリフで締めた大仁田。「来年、僕は(デビュー)50周年を迎えます。何度も辞めようと思ったけど、僕は、僕は、僕は、プロレスが、プロレスが、プロレスが大好きです!」と絶叫した。

 バックステージで「新潟で大仁田厚に爆破の雨を降らせてやる」と高木が叫んだ後、パートナーの勝俣と小嶋を従え、全日本プロレスのアジアタッグ王座のベルトを肩にかついで現れた大仁田。

 「高木社長ってバックが大きいからか偉そうなんだよ。何が商標かけてだよ」と怒りをあらわにすると、「なめるなよ。こっちは50年だぞ! アジアタッグを防衛して、次はDDOで大暴れだ」と4月15日の全日・名古屋大会でのベルト防衛を宣言した上で「新潟で俺たちが勝ったら、電流爆破の3人タッグのベルトを作れ!」と高木に爆弾要求していた。(中村 健吾)

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