【巨人】1軍初登板の育成ドラ1松井颯、上川畑大悟に2ラン献上「この経験を生かし、一日でも早く支配下選手に」

スポーツ報知
7回に登板し、2失点で険しい表情の松井颯(カメラ・小林 泰斗)

◆オープン戦 巨人―日本ハム(19日、東京ドーム)

 巨人の育成ドラフト1位・松井颯投手=明星大=が1軍戦初登板。0―1の7回にマウンドへ上がり、1イニングを1安打2失点の“ホロ苦デビュー”だった。

 いきなり先頭の木村に四球を与え、代走・江越に二盗を決められた。続く万波はフォークで空振り三振に抑えたが、上川畑に初球の151キロ直球を右翼スタンドに運ばれた。点差を3点に広げられる痛恨の2ラン献上。それでも、後続は粘りの投球で抑え込んだ。

 最速は152キロ。緊張の東京ドームのマウンドで潜在能力の高さは示した。1軍初登板は「大観衆の中で投げたのは高校時代の甲子園以来でしたが、今までの試合で一番緊張しました」と素直な気持ちを明かしつつ、「真っ直ぐでも変化球でも空振りを取ることができたので、しっかりとコースに投げ切ることができれば抑えられることが分かりました」と手ごたえを感じ取った様子。

 その上で、「逆に甘くいけばしっかりと打ち返されることも分かり、勉強になりました。この経験を生かし、一日でも早く支配下選手になり、このマウンドに戻ってこられるように頑張ります」と決意を語った。

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