中川翔子 地元・中野区の魅力熱弁「クリエイト魂が燃える街」東京中野物語文学賞の授賞式

スポーツ報知
「東京中野物語2022文学賞」授賞式に出席した中川翔子(左)と佳作の大塚雅美さん

 タレントの中川翔子が19日、都内で選考委員を務めた「東京中野物語2022文学賞」授賞式に出席した。

 東京中野物語文学賞は、大賞、佳作の他、中野区に関係する場所、人物などを題材にした作品から中野区賞を選定する。第1回となった今年は、217作品の応募があった。最終選考委員は、中川のほか、直木賞作家の中島京子さん、映画監督の篠原哲雄氏、作家エージェントの鬼塚忠氏が務めた。

 同区出身の中川は、「昔も今も、夢を持った若者たちが中野を目指して上京されている。レトロやサブカルチャーといった文化をずっと大切していて、桜並木の美しさや、最先端の施設もあり、唯一無二のすてきな街だなと。クリエイト魂が燃える街だと思います」と魅力を熱弁した。

 授賞式で中川は、佳作の1作に輝いた大塚雅美さんの「にゅうらいふ」のプレゼンターを務めた。大塚さんは、中川から賞状と記念品を贈られ「賞をいただき、色んな人にこの作品を読んでいただく機会をいただけること幸せです」と喜びを語った。

 同賞大賞は、原浩一郎さんの「悔いの華」が受賞。原さんは「読む人の魂を突き動かせるような物語を書いていけるように精進します」とあいさつした。

 佳作は、菊一馬絽さんの「鬼祓(ばら)い桃園神社」、中野区賞は、北森春土さんの「始発電車は午前五時」、篠原哲雄監督特別賞には、高城つかささんの「ささやかな音を聴く」が選ばれた。

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