3月19日の中山10R・千葉S(ダート1200メートル、16頭立て)は、1番人気のスズカコテキタイ(牡4歳、美浦・奥村武厩舎、父ディスクリートキャット)が、最後の直線で力強く抜け出し、1勝クラスからの4連勝を飾った。勝ちタイムは1分9秒3(重)。
好スタートから前半600メートルが33秒1という速い流れの6番手を追走。4コーナーでは外を回り手応え良く進出すると、最後の直線でも脚いろは衰えず、2着のテイエムトッキュウ(北村友一騎手)に1馬身差をつけた。
岩田康誠騎手は「スタート良し、中良し、しまい良し、言うことなし。4頭分外を回して無難に乗ってこれだからね。もっと強い勝ち方ができる」と絶賛。
奥村武調教師は「想像以上でした。もともと使ったら良くなるタイプなので使って順当に良化していました。時計勝負にも対応して外を回して楽に勝てた。秋には大きなところを目指していければ」と喜んだ。