池江璃花子　日本選手権に向け「個人で代表権を獲得する」　ＷＢＣはヌートバーの好捕に「カッコイイ」

　競泳女子の池江璃花子（ルネサンス）が１９日、富山県内での合宿を公開。４月の日本選手権（東京アクアティクスセンター）に向け調整を重ね「こういう所に来ると集中して練習できる。日本選手権に向けていい練習ができている」と、充実感をにじませた。

　富山での合宿は初めてという池江。この日は陸上で約１時間と、水中では約１時間半汗を流した。今合宿中には富山の名産・白エビラーメンも堪能したと言い「スープを飲み干しました。脂っこくなくてすごい入ってきちゃう。めっちゃおいしかったです」。合宿前の１０日には、ＷＢＣの韓国戦を現地観戦したと明かし「ヌートバー選手が追いかけて、キャッチしたのが印象的で。野球選手はあまり分からないですけど、かっこいいなと思いました」と振り返った。

　７月の世界選手権（福岡）の切符をかけた日本選手権は、バタフライと自由形で５種目にエントリー。自身６年ぶりとなる世界水泳出場を目指す。「まずは個人で代表権を獲得すること。去年、おととしの自分より成長しているというレースをしたい。世界水泳に個人で（代表に）入ったら、決勝には残りたい」と、目標を掲げた。