挑戦者・南出仁、王者・堤のベルト奪取へ仕上がりは「過去イチ」…20日ゴング・日本バンタム級タイトルマッチ

スポーツ報知
日本バンタム級王座決定戦へ前日計量をパスした(左から)王者・堤聖也、挑戦者で日本同級1位・南出仁(カメラ・細野 友司)

 前日計量が19日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、挑戦者で日本同級1位の南出仁(セレス)は100グラムアンダーの53・4キロでクリア。「バッチリですね。(仕上がりは)過去イチだと思います」と自信を示した。

 「一つの集大成になるし、すごく大事な局面」と位置づける日本王座挑戦へ、技術も着実に高めてきた。「練習で出来ることのレベルも上がっている」と南出。今年2月には、那須川天心(帝拳)のプロテストでスパーリング相手を務め、スキルの高さを印象づけた。

 所属ジムのセレス小林会長も「ここ半年で、別人のように変わった。勝てば世界ランクにも入るし、勝ち進んで道を切り開いていくしかない」。アジア、そして世界挑戦へ足掛かりのベルトをつかみたい。

 南出の戦績は7勝(5KO)2敗、堤は7勝(6KO)2分け。

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