【センバツ】11安打8得点で作新学院が6年ぶりに春勝利 小針崇宏監督「逆転許さなかったことが大きかった」

スポーツ報知
選手を迎える作新学院・小針崇宏監督(カメラ・義村 治子)

◆第95回センバツ高校野球大会第2日 ▽2回戦 作新学院8―6大分商(19日・甲子園)

 作新学院(栃木)が大分商を下し、6年ぶりにセンバツで白星を挙げ、出場3大会連続で初戦突破を果たした。

 試合が動いたのは2回。1死二、三塁から、7番・上野飛馬(3年)がレフトへ2点タイムリーを放ち、先制に成功した。なおも2死満塁の好機で、東海林智(3年)の2点適時打が飛び出し、この回一挙4点を奪った。

 3点リードの7回、2者連続タイムリーを許して2点を失ったが、最少失点でピンチを切り抜けて1点のリードを守った。その裏、1死から連打で一、三塁。追加点がほしい場面で4番・齋藤綾介(3年)のタイムリーが飛び出すと、6番・塙綸ノ亮(3年)の右犠飛、続く上野の右前適時打でこの回3点を加えた。

 4点リードの9回は1死二、三塁のピンチで2者連続適時打を許して2点差に迫られたが、そのまま逃げ切り、春夏通算40勝目を挙げた。

 小針崇宏監督も「ピンチもたくさんあったんですけど、リードを守れたというところから逆転されず、この試合ずっといけた。我慢強くみんなで守ってくれて良かったと思います」と試合を振り返り、「(先発した)川又が予想以上の投球してくれた。次につながると思います。(7回に1点差とされ)私自身も同点までは覚悟したんですけど、後半リリーフしたピッチャーが粘って逆転許さなかったことが大きかったですね」とリードを守り抜いた投手陣をたたえた。

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