阪神11R・阪神大賞典・G2・馬トク激走馬=アイアンバローズ
菊花賞3着のジャスティンパレスと、昨年2着のアイアンバローズは現役屈指のスタミナ兄弟。6歳オルフェーヴル産駒の兄をこのコーナーでは推してみたい。
米国で現役を送った母パレスルーマー(父ロイヤルアンセム)は米G1・ベルモントS勝ち馬パレスマリス(父カーリン)を送った。父のオルフェーヴルもオーソリティ(アルゼンチン共和国杯連覇、ジャパンC2着)、ラッキーライラック(エリザベス女王杯連覇)など芝の中距離~長距離系俊才を輩出している。
ダートの前走は参考外。芝3000メートル以上の条件は2、2、5、4着と堅実だ。前走後は外厩・ノーザンファームしがらきから入厩し、ウッドチップ、坂路をまじえ、抜かりない調整ぶり。1週前、当週とウッドチップ長めからラスト1ハロン11秒台と、抜群の加速力を披露した。前々で立ち回って粘り込む競馬が身上だけに、特性知る岩田望来騎手とのコンビはいい。