【WBC】ターナーが8回に値千金逆転の満塁本塁打 ベンチはお祭り騒ぎに…ベネズエラとの準々決勝

8回無死、ターナー(左手前)が逆転満塁本塁打を放ち盛り上がるアメリカベンチ(カメラ・岩田 大補)
8回無死、ターナー(左手前)が逆転満塁本塁打を放ち盛り上がるアメリカベンチ(カメラ・岩田 大補)

 ◆WBC2023 ▽準々決勝 ベネズエラ―米国(18日、米フロリダ州マイアミ・ローンデポパーク)

 スター軍団の米国が、2点を追う8回に、無死満塁からターナー(フィリーズ)が逆転の満塁本塁打を放った。

 米国は初回、先頭のベッツ(ドジャース)から、トラウト(エンゼルス)、ゴールドシュミット(カージナルス)、アレナド(カージナルス)、タッカー(アストロズ)といきなり5者連続安打で3点を先取。ベネズエラの先発左腕M・ペレス(レンジャーズ)をたった16球でKOした。

 1回裏にアラエス(マーリンズ)に2ランを浴びて1点差に迫られたが、4回にベッツの中犠飛、5回にタッカーのソロで1点ずつを加え、再びリードを3点に広げた。先発のリン(ホワイトソックス)も2回以降は立ち直って4回4安打2失点と試合を作った。

 だが、3点リードの5回に救援陣が誤算だった。2番手・バード(ロッキーズ)、3番手・アダム(レイズ)がリードを守れずに4点を失って逆転。追いかける展開になった。さらに7回には5番手・ベッドナー(パイレーツ)がアラエス(マーリンズ)に右翼ポール直撃のソロを被弾。リードを2点に広げられた。

 2点を追う8回はシュワバー(フィリーズ)の安打などで無死満塁の好機を作ると、「9番・遊撃」で先発出場したターナーが左翼へ満塁本塁打。一振りで再び試合をひっくり返した。あとアウト6つで敗退となる米国ベンチは満弾での逆転にお祭り騒ぎ。全選手がベンチを飛び出してターナーを出迎えていた。

→→次ページに動画 ターナー逆転満塁弾

8回無死、ターナー(左手前)が逆転満塁本塁打を放ち盛り上がるアメリカベンチ(カメラ・岩田 大補)
8回無死満塁、トレイ・ターナーは逆転満塁本塁打を放つ、投手=シルビノ・ブラチョ、捕手=サルバドール・ペレス(カメラ・岩田 大補)
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