【ＷＢＣ】準々決勝で米国がベッツ＆トラウトのたった５球で先取点　打線爆発で初回に５連打３得点

◆ＷＢＣ２０２３　▽準々決勝　ベネズエラ―米国（１８日、米フロリダ州マイアミ・ローンデポパーク）

　ＷＢＣの準々決勝最後の試合が行われ、米国がたった５球でベネズエラから先取点を奪うなど、初回に先頭からの５連打で３点を奪った。

　１回表。米国打線が、ベネズエラの先発左腕・ペレス（レンジャーズ）に襲いかかった。まずは先頭のベッツ（ドジャース）が二塁手強襲の内野安打で出塁。続くトラウト（エンゼルス）が中前安打を放つと、ベッツは一気に三塁へと進んだ。するとベネズエラの送球がそれてボールデットとなり、ベッツの生還が認められた。試合開始からわずか２分、たった５球で１点をつかんだ。さらに無死三塁でゴールドシュミット（カージナルス）右前適時打、アレナド（カージナルス）の右前安打、タッカー（アストロズ）の中前適時打と先頭から５者連続安打でいきなり３点のリードを奪った。

　スター軍団の米国は１次ラウンド（Ｒ）でメキシコに敗れてＣ組２位で準々決勝に進出。侍ジャパンは決勝で対戦する可能性がある。