侍ジャパンは18日(日本時間19日)、米フロリダ州マイアミで、米国入り後初の全体練習を行った。
ヤクルト・村上宗隆内野手(23)はフリー打撃で37スイング中15本が柵越え。中堅バックスクリーンを超えるような豪快な一発もあり「すごい気候も暖かくて動きやすくてバッチリです。昨日1日休んだので、しっかりリフレッシュして、きょう練習をして体的にはすごくいい状態かなと思います」とうなずいた。
1次ラウンド(R)では状態が上がらず、準々決勝・イタリア戦では打順を4番から5番に下げた。準々決勝では2安打を放つなど状態は上向きなようで「状態は上がってきています。試合で戦えるくらいにはなっています。もう負けたら終わりなので、このチームでできるのも残り2試合ですし、1試合でも多く試合をして、最終的に優勝できるように頑張りたいと思います」と気合を入れ直した。
米国入りした前日17日(同18日)には、準々決勝のプエルトリコ―メキシコ戦を球場で観戦。「(準決勝で対戦する)メキシコの印象というか、球場の雰囲気だったりとか、いろんなことを少し確かめにじゃないですけど、最初に少し味わっておきたいなと思いもありましたし。プエルトリコとメキシコもすごい素晴らしいメジャーリーガー、選手がいるのでそれを楽しみに、イチファンとして見に行った感じですね」。日本とは違った球場の雰囲気も「音もバンバン鳴っていますし、球場とファンと選手がすごい一体になるすごいいい球場だと感じました」と実感した。