◆カーリング女子 ▽世界選手権 1次リーグ(18日、スウェーデン・サンドビーケン)
開幕し、日本代表のロコ・ソラーレは、初戦でデンマークに6―7で敗れ、黒星発進となった。
前半、日本は1―0で迎えた第2エンド(E)に2点、第3Eに1点を不利な先攻で得点するスチールに成功し、大きくリード。5―2で迎えた後半は、第7E、第8Eに2点ずつを奪われ、6―6の同点となる。その後、日本は第9Eをブランクとし、最終第10Eを有利な後攻で迎えた。最後は、スキップ・藤沢五月のラストショットに託されたが、ハウス(円内)の最も中心にあった相手ストーン(石)を出し切ることができず、最後まで息詰まる大接戦で逆転負けを喫した。
試合後、テレビインタビューで藤沢は「前半は、すごく良い形で点数的にも持っていけたんですけど。後半、うまくアジャスト仕切れなかったのが課題だったと思います」と振り返った。次のスイス戦に向け「このあとみんなでしっかり反省して、次に向けてしっかり何をアジャストすべきかコーチとも話し合って、次を迎えられたらいいかなと思います」と語った。
ロコ・ソラーレは、2016年大会に銀メダルを獲得。2020年大会は代表に決まっていたが、コロナ禍で中止となり、今大会が7年ぶりの世界選手権となる。
◆大会方式 1次リーグ(L)は全13チームによる総当たりで実施。1次L1、2位は準決勝に進出。1次L3位~6位は決勝トーナメント(T)を戦い、勝者が準決勝に進む。