◆第95回センバツ高校野球大会第1日 ▽1回戦 沖縄尚学4―3大垣日大(18日・甲子園)
沖縄尚学が大垣日大(岐阜)との接戦を制し、9年ぶりに白星を挙げ、2回戦へ駒を進めた。沖縄勢は春通算30勝となった。
先発したエース・東恩納蒼(3年)は、4点リードの4回に味方のエラーも絡んで1点を返されると、6回2死二、三塁のピンチでも味方の失策で2点を失った。それでも7回以降は、走者を背負っても落ち着いた投球を披露。9回119球を投げて7安打3失点(自責1)、4奪三振で、完投勝利を挙げた。比嘉公也監督は「初回からボールがすごく上ずっていて、追い込んでからの変化球もちょっと中途半端かなというピッチングの中、9回まで投げ抜いたことは評価できる」とエースの力投に目を細めた。