【阪神】岡田彰布監督「感性持たんと野球うまならへんよ」 伊藤将司は「全然アカンというあれじゃない」一問一答

スポーツ報知
阪神・岡田彰布監督

 阪神は18日、ヤクルト戦(神宮)が雨天中止となり、神宮の室内で練習を行った。先発予定だった秋山はスライド登板で19日の同戦に2番手で投げることが決まった。

 以下は練習後の岡田彰布監督の主な一問一答。

―先発予定だった秋山は

「おう、もう明日いくわ。明日は2人でいくわ、しょうがない」

―先発の才木と秋山の2人で1試合を

「5(回)、4(回)でいくよ」

―村上もこの日登板する予定だったが

「村上も投げてないからなあ。西武戦(21日、ベルーナD)かどっかでな、長いイニングはもうあらへん」

―村上は先発候補だが、リリーフ起用の可能性も

「両方両方、そんなもん」

―左肩に違和感を抱えている伊藤将について報告は

「まだ連絡も何もないわ、きょうは」

―ある程度まで回復を待つ

「ある程度、待っているやんか。まだ分からへんからな、もう全然アカンというあれじゃないからな」

―DeNAの開幕投手が石田に決まった

「ああそう。誰でも別に一緒や。誰でもええわ、別に」

―昨季の阪神は苦戦した投手

「ああそう、知らん。去年のことなんか全然、何も知らんよ、はっきり言うて。誰が打ってた、誰が抑えられてた、相性悪かったとか、そんなん全然見てへん。そんなん見たら、選手使われへんやんか」

―相性は毎年変わるもの。白紙に戻して

「去年、(前年の相性重視で先発を選んだ開幕2カード目の)広島3連戦で3連敗したやん。相手も考えてくるし、こっちは油断になるやんか。相性ええからって簡単に考えたら、ああいうふうになるから。だから俺は一切、去年のことなんか考えてないよ。そら対策も練るやんか、打てへんかったらのお。相手はちょっと有利な立場で来るかも分からへんけど。でもやっぱり、年変わったら、また違うもんやろ。気持ち的にもちゃうし、チームも変わったし、いろんな意味で。そらメンバーも変わってるわけやからな」

―相性を考えるのは、シーズン後半か

「後半やろ。その年の相性やろ、うん。例えば、3回投げて3回とも勝ってたら、次その相手に当てたいわな。負けたら、やっぱ外したいやん。その年、同じ年でな。そういうのは進んでからやな、ゲームがな」

―データも大事だが、肌で感じることも大事

「そら、データも見るよ。頭の中に入れるけど、使うかどうかはわからん。打球方向とかでも、データとかトラックマンがあったら(頼りすぎたら)、そんなんお前、コーチとかいらんやんか。そう思わへん? やっぱり感性を持たなあかんな、ゲームの中でな。俺も(現役時代に)感性持ってたのに、データ(優先の指示)で足をケガしたやん」

―選手にも感性を持って欲しい

「やっぱ、守っているもんが一番わかるよ。今日のバッターのスイングの調子とかピッチャーのボールのキレとかな。『データではこっちに(打球が)来るけど、今日のスイングなら、ちょっと遅れてきそうやな』とかな。そういう感性を選手も持たんと、野球もうまならへんよ。データでこっちやから『はい、こっちだけ守ります』だけではなあ」

―他球団の新戦力の情報は

「それはもう、キャンプでも見たよ。資料全部見たよ。スコアラー来て、ある程度話は聞いたよ。それは今の現状やんか。まだ今の時点では打順とかも、そんなん分からへんて」

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