◆明治安田生命J1リーグ ▽第5節 川崎0―0C大阪(18日・等々力陸上競技場)
C大阪は川崎と0―0で引き分けた。速攻で相手ゴールを脅かす場面もあったが無得点に終わった一方で、今季初の無失点試合で勝ち点1を重ねた。小菊昭雄監督は「この勝ち点1は非常に大きな勝ち点1。アウェーで素晴らしい相手に対して、リーグ戦で今季初の無失点で終われた。攻撃ではあとわずか(でゴール)というシーンも作れた」と手応えを口にした。
両チームともに球際など強度が高く、攻守の切り替えも速い好試合となった。開始20分は川崎に圧倒的に押し込まれる展開が続いたが、中盤の守り方を修正し、徐々にペースをつかんだ。後半25分以降にFWレオセアラ、MFカプシャーバらを投入した攻撃は不発に終わったものの、敵地で勝ち点1を手にする結果となった。指揮官は「次のルヴァン杯の(大阪)ダービー、リーグ戦につなげていくことが大事」と気を引き締めた。