【センバツ】昨秋の神宮大会４強の北陸が初戦で姿消す　林孝臣監督「夏に向けてまた頑張ります」

◆第９５回センバツ高校野球大会第１日　▽１回戦　高知４―１北陸（１８日・甲子園）

　３４年ぶり２度目の出場となった北陸（福井）が高知との１回戦に敗れ、初戦で姿を消した。

　初回、２死一、二塁から５番・平田海智の右前適時打で先取点を奪うも、直後の２回、８番・辻井に２点タイムリー三塁打を浴びて、試合をひっくり返された。

　先発したエースで４番の友広陸（３年）は５回まで２失点に抑える力投も、６回には追加点を許すなど、高知打線の勢いを止めることは出来ず。打線は高知の先発・辻井から先取点を奪うも、その後はなかなか捉えられず、白星を逃した。

　林孝臣監督は、「（辻井投手には）苦しみました。ストレート、変化球が低めに来ていて捉えられなかった。選手たちがここに来て、何とか１勝挙げたいと思ってくれたんじゃないか。夏に向けてまた頑張ります」と力を込めた。