◆第95回センバツ高校野球大会第1日 ▽開会式(18日・甲子園)
開会式は天候不良の影響で1時間半遅れでスタート。開会式は過去2年間、新型コロナの影響で初日の1回戦3試合に臨む6校のみが参加していたが、今年は4年ぶりに全出場校が参加して行われた。
外野から内野に向かう簡素な行進から、ライトから本塁を経由してレフトへと場内を一周する本来の形に戻った。
5年ぶり10度目の出場となる慶応(神奈川)は12番目の登場。堂々の行進を見せた。大村昊澄主将(3年)は「いよいよだなというワクワク感と緊張感が入り混じる思いです。もう一段階成長して初戦を迎えたいです」と意気込んだ。
レジェンド・清原和博氏の次男である清原勝児内野手(2年)は「とても気持ちが高まり、甲子園で1試合でも多く試合したいと強く思いました」と心を躍らせた。
森林貴彦監督(49)は「開会式と第1試合を見学して、甲子園で試合をするイメージがより鮮明になってきました。残り少ない時間ですが最善の準備を積み重ねます」と話し、初戦となる第4日の昨夏優勝校・仙台育英(宮城)に向けて万全を期す構えだ。