ブライトン、クラブ最高年俸提示で三笘薫引き留めへ!

スポーツ報知
欧州のビッグクラブから注目を集めている日本代表MF三笘薫(ロイター)

 今季、25戦12勝6分7敗で英プレミアリーグ7位と健闘するブライトンが、日本代表MF三笘薫(25)に対し、クラブの最高年俸を提示する準備を進めていることが18日、明らかになった。

 英国サッカー・サイト『ゴール』が掲載した記事によると、プレミアのデビュー・シーズンで公式戦8ゴール6アシストを記録して14ゴールに絡んでいる三笘に対し、アーセナル、マンチェスターC、さらにはRマドリードやバイエルン・ミュンヘンも獲得に興味を示す状況が生まれているという。

 一方、ブライトンはこのままリーグでの快進撃を続ければ、来季の欧州カップ戦参戦も実現できる状況。デ・ゼルビ監督は「三笘はチームにとって不可欠な存在となった。1対1の状況で打開できる最も重要な選手」と断言。

 さらには、1月にアーセナルから7000万ポンド(116億2000万円)の移籍オファーが届きながら、新契約を提示して引き留めたエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)の例を上げ、「三笘もカイセドと同じやり方でチームに残したい」と語り、新契約を提示することで、チームの得点源となった日本代表MFの引き抜きを「断じて防ぎたい」という意向を明らかにした。

 このデ・ゼルビ監督の思いを反映し、ブライトンは三笘に対してクラブの最高年俸を提示する準備を進めているという。現在の最高給はイングランド代表DFルイス・ダンクの400万ポンド(約6億6400万円)。これは奇しくもマンチェスターU時代の香川真司と同額で、三笘に新契約が提示された場合、プレミアの日本人選手としても最高年俸となる可能性が高い。

 いずれにせよ、現在の三笘をクラブに残留させ、来季の欧州戦参戦をにらむとすれば、リバプールやアーセナルを翻弄した25歳日本人MFにはビッグクラブ級の年俸提示が不可欠になったということになる。

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