神戸が鳥栖に競り勝ち首位キープ　大卒ルーキーＭＦ泉柊椰の公式戦初ゴールがＶ弾に

◆明治安田生命Ｊ１リーグ▽第５節　神戸　１―０　鳥栖（１８日・駅前不動産スタジアム）

　首位の神戸はアウェーで鳥栖に１―０で競り勝ち、今季４勝目。下部組織出身で、びわこ成蹊スポーツ大から新入団したＭＦ泉柊椰の公式戦初ゴールが決勝点となった。

　序盤は劣勢だった神戸だが、大卒ルーキーのワンプレーで流れを引き寄せた。前半２２分、左サイドでボールを受けた泉は中央にカットインするとペナルティーエリア外から右足を強振。ボールは放物線を描きゴール右上に吸い込まれた。前節の浦和戦（１１日）は試合終了間際の絶好機を仕留められなかったが、リーグ戦初スタメンだったこの日は吉田孝行監督の期待に見事に応えた。

　先制以降もチャンスを作りながら追加点を奪えずにいた神戸。終盤は押し込まれる時間帯が続いたが無失点で逃げ切り、勝ち点を１２に伸ばした。