◆ラグビー ▽リーグワン第12節 東京ベイ 15(5―0、10―5)5 横浜(18日、東京・江戸川区陸上競技場)
リーグ2位の東京ベイ(旧クボタ)が、同4位の横浜(旧キヤノン)を15―5で下し、今季10勝目(1分け、1敗)を飾った。勝ち点は47に伸ばし、5月の上位4チームによるプレーオフに前進した。
試合前から強い雨が降り、前半は両者ゴール前まで運ぶが、押し込めない展開が続いた。迎えた前半38分、ホームの東京ベイは敵陣22メートル付近、右サイドのラインアウトからモール攻撃に展開。オレンジの雨がっぱを着て応援する観客の手拍子も後押しし、押し込んで最後はフッカーのマルコム・マークスが先制トライを挙げた。5―0で前半を折り返した。
ハーフタイムイベントでは、東京ベイのノンメンバーが、観客席にサインボールを投げ入れた。
後半も雨が降り続いた。12分、横浜が自陣ゴール前のピンチ。左サイドからラインアウトでミスがあり、東京ベイのロックのルアン・ボタがボールをつかんで、そのままインゴールに飛び込んだ。22分にはSOバーナード・フォーリーが約20メートルのPGを決めた。横浜は37分、敵陣ゴール前の左サイドのラインアウトからモールで押し込み、最後はNO8シオネ・ハラシリがトライ。終盤に意地の反撃を見せたが、及ばなかった。
両者は昨年12月の第2節でも対戦し、27―27で引き分け。今季2度目の対戦となり、東京ベイに軍配が上がった。