JRAの厩務員、調教助手らが加盟する関東労、関西労、美駒労の3労組が19日のストライキを解除する件に関してJRAは18日、説明を行った。佐野理事は「本日12時15分に関東労からスト通告を解除するという連絡がありました」と話した。一旦ストライキを解除し、制度に関する要求から、ベースアップなど待遇に関する要求を今後提出するという報告を受けたという。今後の団交の日程は決まっておらず、来週以降の開催も決まっていない。
また関東労の小倉書記長は今回の経緯について「昨日交渉が決裂したが、4団体一丸となってやろうとしていたところで、全馬労の離脱が痛かった。仕切り直す必要があり、今回のストを解除する。今後は、今回の新賃金体系を含めて引き続き交渉していく。中身、スケジュール等は未定。今回のストライキは競馬の世界だけなく、労働問題として世間の注目を集めていたので頓挫して残念」と話した。