令和の怪物・落合が1敗キープ センバツに挑む母校・鳥取城北の後輩にもエール「けがなく頑張って」

栃武蔵(左)を寄り切った落合(カメラ・谷口 健二)
栃武蔵(左)を寄り切った落合(カメラ・谷口 健二)

◆大相撲 ▽春場所7日目(18日・エディオンアリーナ大阪)

 史上最速の初土俵から所要1場所で新十両に昇進した西14枚目・落合(宮城野)が1敗をキープした。東12枚目・栃武蔵(春日野)を相手に左前まわしを取りに行った。すぐに左を差してそのまま前進し、寄り切った。完勝だったが「前に出たことは良かったんですけど、差したことが良くなかったです」と自らに厳しかった。

 初めての15日間も間もなく折り返し。「体の疲れもないですし、精神的にもリラックスできているので、やることをやれば大丈夫だと思います」と淡々。6日目からは兄弟子の幕内・北青鵬の付け人も務めることになった。大忙しの日々だが「自分の相撲と仕事は割り切っているので何も問題ないです」とキッパリ。19歳ながら十両力士として土俵に上がれていることに「そこに関してはすごく感謝の気持ちしかないので、その気持ちを忘れずに土俵を務めることが、土俵の上で全力で全うすることが自分の仕事かなと思います」と、かみしめた。

 この日から開幕したセンバツ高校野球には、母校の鳥取城北(鳥取)が出場。19日に東邦(愛知)との対戦が控えるが「選手は思いきり戦ってほしいなと思います。自分も見守るというか、結果は楽しみなんですけど、けがなく頑張ってほしいなと思います」とエールを送っていた。

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