【センバツ】開会式司会の奥田開斗さん、美声で大観衆を魅了 一番読むのが難しかったチーム名は…

スポーツ報知
センバツ開会式で司会をする金沢泉丘・奥田開斗さん(カメラ・石田 順平)

◆第95回センバツ高校野球大会第1日 ▽開会式(18日・甲子園)

 開会式は天候不良の影響で1時間半遅れでスタート。開会式は過去2年間、新型コロナの影響で初日の1回戦3試合に臨む6校のみが参加していたが、今年は4年ぶりに全出場校が参加して行われた。

 外野から内野に向かう簡素な行進から、ライトから本塁を経由してレフトへと場内を一周する本来の形に戻った。

 開会式の司会を務め、行進時に校名を呼んだ金沢泉丘(石川)の奥田開斗さんは、美声でスタジアムを沸かせた。

 奥田さんは昨年7月、NHK杯・全国高校放送コンテストの朗読部門で優勝。その実績を買われ、今回の大役に抜てきされた。

 「緊張はあったんですけど、いざ前に立つと『やるしかない!』という気持ちになれて、楽しんでやることができました」と笑顔。一番読むのが難しかったチーム名に「高崎健康福祉大学高崎でした」と明かした。

 全体の自己採点は「90点ですかね」。足りない10点については「まだやれることがあったと思うので、伸びしろを信じて、その分の10点です」と語った。

 将来の夢には「声優になりたいです。進学先は美術系の大学でして、動画とか音楽を専攻しようと思っています」と胸を弾ませた。

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