◆明治安田生命J1リーグ▽第5節 浦和―新潟(18日・浦和駒場)
浦和は18日、ホームで3位・新潟と対戦する。
新潟は今季開幕から4戦無敗(2勝2分け)。チームを支えるのは、21年まで浦和に在籍したMF伊藤涼太郎だ。前節・川崎戦で決勝点を決め、2試合連続ゴール中と絶好調。攻撃の中心と君臨し、古巣・浦和撃破へ“がい旋”する。
浦和MF伊藤敦樹はプロ1年目の21年に約半年間、涼太郎とプレー。同い年で同姓の相手に対し「うまいし、今季はゴールもアシストもしてる。怖い選手だと思う。涼太郎選手を自由にさせないことが大事。最初にガツンと行きたい」「DFラインと自分の後ろでボールを受けられると自由にやられる。ボールを奪える距離まで寄せられれば取れる回数は増える。そこは意識したい」と力を込めた。
さらに、GK西川周作は「浦和にいた時もうまかったので、いい意味で変わっていない。技術は間違いないし、人が考えないようなプレーをする。逆に彼が奪われた時はピンチになる。そこは狙っていきたい。FKも良いのが飛んでくると思うので、チャンスを与えない守備をやっていかなきゃいけない。見ててワクワクするプレーができる。対戦は楽しみ」と胸を躍らせた。
浦和は15年ぶりの開幕2連敗と苦しんだが、その後は2連勝と復調。DF酒井宏樹は好調・新潟との対戦に「うまいですよね。でも僕らが勝つと思う」と3連勝を誓った。