【侍ジャパン】準決勝対戦相手はメキシコ 先発は大谷翔平のエンゼルス同僚左腕・サンドバル有力

スポーツ報知
3回に本塁打を放ったメキシコ・パレデス(ロイター)

◆WBC2023 ▽準々決勝 メキシコ5-4プエルトリコ(17日、米フロリダ州マイアミ・ローンデポパーク)

 侍ジャパンが20日(日本時間21日)のWBC準決勝で対戦するチームがメキシコに決まった。この日の準々決勝でメキシコは初回に4点を失ったが、逆転でプエルトリコを下した。

 メキシコは、初回に先発左腕のJ・ウリアスが2本塁打を浴びるなど4点を失ったが、2、5回に1点ずつを返して2点差に迫ると、7回2死満塁から2者連続のタイムリーで一気に逆転。8、9回を無失点で抑え、1点差を守り切った。WBCには5大会連続で出場しているが、初の4強入りとなった。

 侍ジャパンとはWBCでは06年の第1回大会で対戦し、6―1で日本が勝利。21年東京五輪でも日本が7―4で勝った。それでも今大会はアロザレーナ(レイズ)、バードゥーゴ(レッドソックス)らスタメンにはメジャーリーガーがズラリと並んでいる。

 20日の準決勝で先発登板が有力視されるのはエンゼルスで大谷翔平投手(28)と同僚の左腕パトリック・サンドバル投手(26)。19年にメジャーデビューすると、21年までは伸び悩んでいたが、昨季は27試合に登板(全て先発)し、6勝9敗、防御率2・91と白星にこそ恵まれなかったが、大谷に次ぐ先発投手として存在感を見せた。今大会は、12日(日本時間13日)の1次ラウンド(R)の米国戦に先発し、3回55球を投げ、2安打1失点と好投して勝利投手になっていた。

 大谷は準々決勝のイタリア戦(東京ドーム)でも同僚のDa・フレッチャー内野手と対戦。試合後には記念写真を撮って健闘をたたえ合っていた。

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