【WBC】2大会連続準Vのプエルトリコが準々決勝敗退 初回4点先取もメキシコに逆転負け

初回に本塁打を放ったプエルトリコのエディ・ロサリオ(ロイター)
初回に本塁打を放ったプエルトリコのエディ・ロサリオ(ロイター)

◆WBC2023 ▽準々決勝 プエルトリコ4―5メキシコ(17日、米フロリダ州マイアミ・ローンデポパーク)

 WBCで2大会連続準優勝だったプエルトリコがメキシコに逆転負けし、4強進出を逃した。

 プエルトリコは、初回からメキシコの先発左腕・ウリアス(ドジャース)を攻略。21年最多勝、22年最優秀防御率のエースに対し、リベラ(ダイヤモンドバックス)の中犠飛で1点を先制すると、2死一塁で続くバエス(タイガース)が右翼席に2ランを運んだ。ロサリオ(ブレーブス)も中堅へ2者連続本塁打。初回に一気に4点を奪った。

 先発・ストローマン(カブス)は、5回途中5安打2失点と粘投。2点リードの7回には無死満塁のピンチを迎えるも、なんとか2アウトまでこぎ着けたが、パレデス(レイズ)に同点の左前2点適時打を浴び、続くL・ウリアス(ブルワーズ)にも右前適時打を浴びて勝ち越しを許した。1点を追う9回は先頭打者が安打を放って出塁したが、続くマチンがバントを失敗。最後は2死一、二塁でヘルナンデス(レッドソックス)が見逃し三振に倒れた。

 プエルトリコは13、17年の第3、4回大会で2大会連続準優勝の強豪。侍ジャパンも第3回大会の準決勝で敗れた。今大会も1次ラウンド(R)でベネズエラには敗れたが、優勝候補筆頭だったドミニカ共和国を破っていた。

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