J2山形「町との関わりを増やし来るだけで楽しくなるスタジアムに」…相田健太郎社長コラム「まだまだ良くなる!」

スポーツ報知
千葉戦でゴールを決め、喜ぶJ2山形の選手たち

 いつもモンテディオ山形を応援いただき、ありがとうございます。いよいよ19日は町田とのホーム開幕戦(14時開始・NDスタ)を迎えます。チームは2連勝後の2連敗と悔しい結果でしたが、新加入選手の状態も良く決して悲観する内容ではないでしょう。チケットの売れ行きは例年よりも好調で、ありがたい限りです。

 今季は「町との接点」を多くしたいと思っています。昨季は米沢市の方々とコミュニケーションの機会を増やしたところ、20~30人だった観戦されるお客さまが約10倍になりました。町中にチームフラッグを掛けていただけるようにもなり、先日は選手の代表が上杉神社へ必勝祈願に参りました。

庄内地方を中心に 特に重要視したいのが庄内地方です。鶴岡市はチーム前身のNEC山形がスタートした場所で、アカデミーもあります。クラブコミュニケーターの松本怜大を中心にイベントを仕掛け、触れ合いの場を増やしたい。物理的な遠さは縮められませんが、精神的な近さはつくれると思っています。

 試合には車で来場する方が多いのですが、山形市内からのシャトルバスを3年ぶりに復活させるなど、公共交通機関でのアクセスも改善していきます。電車の中でユニホームを着てテンションを上げ、試合前から盛り上がっていただきたい。JR天童南駅からは徒歩で15~20分です。電車で来場した先着10名様にドリンク引換券をプレゼントする企画も行います。

 今年のスタジアムグルメは33店舗が名を連ね、北日本のクラブで一番の多さです。山形市がラーメン消費量日本一に返り咲いたこともあり、開幕戦では選りすぐりの4店舗による「ラーメンフェスティバル」も開催します。一番のファンサービスはチームの勝利ですが、来るだけで楽しくなる空間づくりを心がけていきます。

サッカー

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×