大関・貴景勝が左脚内側半月板損傷で休場　綱取り厳しく　再出場せず負け越せば来場所カド番に

◆大相撲　▽春場所７日目（１８日・エディオンアリーナ大阪）

　綱取りに挑む大関・貴景勝（常盤山）が左脚内側半月板損傷のため春場所７日目から休場した。日本相撲協会が１８日に発表した。前日６日目は御嶽海（出羽海）に３敗目を喫しており、横綱昇進は大変厳しくなった。初日から横綱・照ノ富士（伊勢ケ浜）が休場しているため、昭和以降で初めて横綱と大関全員が不在となる寂しい春場所となった。

　休場は２０２２年初場所以来で９度目。このまま再出場せずに負け越しが決まれば、夏場所（５月１４日初日、東京・両国国技館）は綱取りの今場所から一転、カド番となる。