織田信成氏、敗訴確定…元コーチへのモラルハラスメント訴訟

スポーツ報知
織田信成氏

 フィギュアスケート元五輪代表の織田信成氏が関西大の元コーチに損害賠償を求めて提訴し、元コーチ側も反訴した訴訟で、織田氏の訴えを退けて220万円の賠償を命じた大阪地裁判決が17日までに確定した。

 織田氏は、陰口などのモラルハラスメントを受けて関大アイススケート部監督を辞任に追い込まれたとして、同部の元コーチ・浜田美栄氏に1100万円の損害賠償を求めていたが、2日に大阪地裁が織田氏の訴えを棄却していた。

 織田氏は17年3月頃から「(浜田氏に)無視されたり、陰口を言われた」とし、19年9月の辞任へ追い込まれたと同11月に訴えた。昨年12月の口頭弁論は両氏が出廷。全面対立で結審した。2日の判決後、織田氏は「ハラスメントが認められず残念です。名誉毀損が認められたことには疑問が残ります。対応については判決を精査して考えます」とコメントを発表した。一方、浜田氏はGMを務める木下スケートアカデミーを通じ「こちらの主張を裁判所に認めていただいてよかったと思っております」と談話を発表していた。

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