相模ボーイズ・森、“振り子投法”で省エネ 球数制限ものともせず72球完投

スポーツ報知
「振り子投法」で完投した相模・森

◆春季神奈川県支部大会(中学生の部)▽3位決定戦 相模ボーイズ5―1横浜都筑ボーイズ(3月11日・小田原球場)

 準決勝2試合と3位決定戦が行われた。横浜南ボーイズは相模ボーイズを下し、湘南ボーイズは横浜都筑ボーイズに競り勝ちともに決勝進出。3位決定戦は相模ボーイズが勝利。横浜南、湘南、相模の3チームが第17回ジャイアンツカップの神奈川予選(7月開催予定)の出場権を獲得した。

  ※  ※  ※

 相模ボーイズは準決勝で横浜ボーイズに敗れた44分後に開始された3位決定戦で快勝した。

 背番号10の森煌ノ輔(2年)が毎回安打を許し6回以外は先頭打者を出しながらも72球で1失点完投した。踏み出す左足を後ろにそらして始動する“振り子投法”で翻弄した。森は「メッチャ緊張したけれど、最後まで投げられて良かった」と笑顔。

 岩永一志監督(63)は「選手には『人生は敗者復活戦! 負けた後にどうするかだ』と言っているけれど、まさしく今日がそれだ」と選手をほめていた。

野球

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×