【侍ジャパン】栗山監督「ダルビッシュジャパンと言ってもいいくらい…」最年長・ダルビッシュ有の心遣いに感謝

スポーツ報知
7回無死、 パスカンティーノから三振を奪い雄叫びを上げるダルビッシュ有(カメラ・今成 良輔)

◆カーネクスト2023 WBC東京プール ▽準々決勝 日本9―3イタリア(16日・東京ドーム=観衆4万1723)

 侍ジャパンは16日に「カーネクスト2023 WBC東京プール」の準々決勝でイタリアを破り、5大会連続の4強入りを果たした。エンゼルス・大谷翔平投手(28)が「3番・投手」で投打同時出場し、投手としては最速164キロで4回2/3を2失点、5奪三振。打者としては3回にバント安打を決め、先取点につなげた。巨人の岡本和真内野手(26)は左翼へWBC1号3ランを放つなど5打点の活躍。米マイアミで20日(日本時間21日)に行われる準決勝で、メキシコとプエルトリコの勝者と対戦する。

 7―2で5点リードの7回から、4番手でパドレス・ダルビッシュ有投手(36)が登板。1イニング目の7回は3者凡退。8回は、1死からDo・フレッチャーに左翼へソロを浴び、続くサリバンにも右前安打を許したが、1死一塁で二併打に打ち取って追加点は与えなかった。

 グラウンド外でも積極的にコミュニケーションをとり、全選手が伸び伸びとプレー、会話ができる環境を自然につくり上げたチームの最年長に、栗山監督は「本当に合宿の時というか、ダルビッシュジャパンと言ってもいいくらい彼がやってくれたことは、本当に自分のことはさておいて、野球のため、将来のために。本当に感謝しています。勝つためにやってくれているけど5、10年後に日本や球界にとって大きなものになるのは間違いない。いまは本当に感謝しています」と感謝の言葉を述べた。

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