【WBC】敗退の韓国選手にダルビッシュ有がかけた温かい言葉が「最高の性格」「さすが」と韓国でも話題に

スポーツ報知
ダルビッシュ有

 WBC韓国代表の李政厚(イ・ジョンフ)が16日までに自身のインスタグラムを更新しWBCを振り返る内容を投稿。これに対し、ダルビッシュ有投手からの温かいコメントがきたことが話題になっている。

 イ・ジョンフは元中日・李鍾範(イ・ジョンボム)氏を父に持ち、昨季KBO2冠王でMVPで「韓国のイチロー」の異名もある。10日に行われたWBC日韓戦でもダルビッシュから好打を放つ活躍をみせた。それでも1次ラウンド敗退という結果に終わった14日、自身のインスタグラムでダルビッシュとの対決シーンを掲載し「皆さんのサポートに感謝します 期待に応える技術と成績はなかったですが、次の大会に向けて頑張りたいと思います!」「夢の先輩たちと野球ができて幸せで光栄でした。お疲れ様でした」と涙を流す絵文字とともにつづると、ダルビッシュが英語で「一緒にプレーするのが楽しみです」とコメント。イ・ジョンフも英語で「コメントありがとうございます。MLBであなたと一緒にプレーできるようにこれからも一生懸命頑張ります」と返信。

 このダルビッシュのコメントには16日13時現在2900件を超える「いいね!」がつくとともに、「さすがダルビッシュ」「最高の技術と最高の性格」など韓国語でダルビッシュを称賛する声も多数上がった。この2人のやりとりは、複数の韓国メディアが取り上げ、話題となっている。

 WBC4試合で14打数6安打5打点という好成績を残したイ・ジョンフ。韓国メディア「スポーツソウル」によると、「チェコや中国の投手を相手に打ったからといって良いとは言えない。WBCでは強力な投手と対戦したかったし、そのような投手と出会えた試合は日本戦が唯一だった。日本戦では、アウトになったが上手く打つことができた打球もあったし、準備していたことを上手くできたと思う。それは小さな成果と言えるだろう」と、日本の投手をたたえ、自分のバッティングにも手応えを感じていたという。

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