三笘薫、先制点アシスト!前半15分、見事な縦パスで1-0勝利に貢献!!

敵と競り合う三笘薫(ロイター)
敵と競り合う三笘薫(ロイター)

◆プレミアリーグ ブライトン1-0クリスタルパレス(15日、英国・ブライトン、ファルマー・スタジアム)

 3月15日、英国ではプレミアリーグの公式戦が2試合行われ、日本代表MF三笘薫(25)が所属するブライトンはホームでクリスタルパレスと対戦。三笘はこの試合も4-2-3-1左サイドで先発。前半15分の先制点をアシストし、後半34分までプレーして1-0勝利に貢献した。

 キックオフ直後はブライトンが不用意にボールを失い、クリスタルパレスが押し込んだ。試合開始早々の前半1分にコーナーキックを奪われ、6分、7分にも立て続けにコーナーを与えた。

 しかし前半13分、ブライトンが速いパスをつないで攻め込み、三笘が右足でシュート。日本代表MFがボールを受けたのは左サイドの角度がない位置。しっかりボールをとらえたが、このシュートはGKの正面に飛び、難なくセーブされたが、このプレーでブライトンが流れを呼び込んだ。

 そして続く前半15分、三笘が先制点をアシストする。自陣の左サイドでボールを受けた25歳MFが一気に加速して中央に切れ込んだ。このドリブルで一瞬にして相手を置き去りにすると、右サイドから中央に走り込んだマーチの動きに合わせてしっかりとコントロールした縦パスを放った。

 このボールとともにマーチが抜け出し、左足を合わせてゴール。三笘が前節リーズ戦に続く2試合連続の先制点アシストを決めて、今季公式戦6つ目のアシストを記録した。

 先制点を奪ったブライトンはその後そつなくプレー。後半に入って停電のハプニングが起こり、試合が2分ほど中断されると、週中の夜の試合ということもあり、両軍ともにやや精彩を欠きその後は見どころの少ない試合になった。

 そんな中、三笘は後半34分までプレー。試合後、アシストに結びつけたドリブルはスピードが切り替わり、体調が良さそうに見えたと聞くと「あれだけでしたね。でもあのアシストのパスも少し弱かったので、ソリー(マーチ)でなければ決められなかったと思う」と話し、「もっと力を出さなければならないと思って試合をしていた。しかし展開も考えてシンプルにプレーしました」と続けて、自らアシストした1点を守り切って1-0勝利を収めた試合を謙虚に振り返っていた。

 この勝利でブライトンは勝ち点を『42』まで伸ばし、7位をキープ。来季の欧州戦参戦を自力で狙える位置で健闘している。

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