【楽天】早川隆久が5回1失点「カットボールの精度上がってきた」と手応え

早川隆久
早川隆久

◆オープン戦 楽天3―1オリックス(15日・草薙)

 楽天は投打がかみ合い3―1でオリックスに勝利。先発した早川隆久投手は5回3安打1失点(自責0)と好投した。

 初回を3者凡退で抑えると、2回と3回にはそれぞれ安打1本を打たれるも無失点に抑える上々の出だし。1―0の4回には味方の失策で走者を三塁まで進めると、4番の内藤に犠飛を打たれ得点を許したが、最少失点で降板した。

 この日は変化球の精度をテーマに掲げ「カットボールの精度はだいぶ上がってきた」と手応えを口にした。だが、「チェンジアップはちょっと風の影響で落ちずに伸びてそこを犠牲フライ打たれてしまった。こういう風の状況も楽天モバイルパークではあると思うので、そこを踏まえてのピッチングをしていきたい」と先を見据えた。

 10月に左肘のクリーニング手術を受け、術後5か月で順調な回復具合を見せる。石井一久監督も「徐々に球の力も出ていましたし、早川のやりたいこと、そういうのもマウンド上でできるようになってきた」とうなずいた。開幕ローテ入りが当確となっているが「無理しすぎて再発しないところが1番大事だと思う。それを庇って今度は肩にきたりとかもあるからこそ、無理しすぎずというのをやっていきたい」。焦らず自身のペースで調整を重ねる。

野球

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×