3月13日からの京都向日町競輪「オッズパーク杯 京白梅賞」(F2)で行われているガールズケイリンは15日(最終日)の11レースで決勝を迎える。
初日の予選1・10レースで中野咲(26)=愛知・110期=に差されて2着だった尾崎睦(37)=神奈川・108期=は、2日目(14日)予選2・8レースでまくりを決めて、決勝へ駒を進めた。
昨年9月に失格2回。そのため、賞金順では圏内だった年末の平塚競輪「ガールズグランプリ」出場を逃し、年頭からあっ旋が止まって、今開催が2023年の仕事始め。「新ユニホームを着るのは初めて。袋からも出してなかった。ずっとレースに出ている時には休みたいと思ったけど、いざ休むと休んでいていいのかな、と。練習もリフレッシュもできて、悪くない2か月半だった。師匠(渡辺秀明)やケア、マッサージなどお世話になった人たちに安心してもらいたいので、思い切ったレースをしたい」と気持ちを新たにして臨んでいる。
2日間走った感触としては「脚の感じは悪くない。練習の感じは出ている。ただ、タイミングがあまり良くない。そこさえ、かみあってくれれば…」とやはりレース勘がいまひとつのようだ。それでも、当所は3場所走って全て優勝している得意バンク。「仕掛けどころをしっかり修正したい」と万全の状態にして決勝に挑む。