今年の2歳世代がトレセンに入厩する時期がやって来た。良血馬のルージュスエルテ(牝、美浦・国枝栄厩舎、父ハーツクライ)は、3月10日に美浦トレセンに入厩したばかりだ。21年の京都新聞杯を制したレッドジェネシス(父ディープインパクト)の半妹という血統で、将来性に期待が膨らむ一頭だ。
全休日明けの3月14日は、美浦・南の角馬場で運動後、坂路をキャンターで駆け上がった。まずはゲート試験の合格を目指すことになるが、動きをチェックした国枝調教師は「ハーツクライ産駒だから、最初から一気にという感じではないかもしれないけど、順調にこられている。期待していけると思う」と語り、早期デビューが視野に入ってきそうだ。