社会人野球の東北地区連盟が、エスパルなどのショッピング事業やメトロポリタンなどのホテル事業、フルーツパークなどの農業事業などを展開する仙台ターミナルビル株式会社とネーミングライツ契約を結び、14日に仙台市内のホテルで記者会見が開かれた。都市対抗予選など連盟主催4大会に「Supported by 仙台ターミナルビル株式会社」の冠名が入る。
東北地区連盟の内海利彦会長は「野球を通じて東北地区の人や地域のまとまりを作り、地域を元気にしていくとともに新しいファンを獲得していきたい」と説明。昔から社会人野球を観戦してきたという仙台ターミナルビルの松崎哲士郎代表取締役社長は「レベルが高いし、何より会社や地域を背負って戦っている。仕事でも野球でも、一緒に盛り上がれるのが社会人野球の魅力だと思います」と話した。同社は冠名の他、各大会のMVPなど受賞者への賞品提供、来場者へのプレゼント等をサポートする。賞品の内容について松崎社長は「試合会場に合わせた地域らしいものや、その時期の旬のものを渡せればいいかな」と考えを示した。