【ルーキーチャンピオンレース】元・子役の安彦統賀がイン強襲でV…松山記念競輪最終日

ルーキーチャンピオンレースで優勝した安彦
ルーキーチャンピオンレースで優勝した安彦

 松山競輪の開設73周年記念G3「金亀杯争覇戦」最終日の12日、第9Rで「第121回生ルーキーチャンピオンレース(若鷲賞)」が行われ、山口多聞(埼玉)後位から最終3コーナーで切り替えて内へ突っ込んだ安彦統賀(あびこ・むねよし、23)=埼玉=が優勝。優勝賞金165万4000円(副賞含む)を手にした。2着は直線中を伸びた五十嵐綾(22)=福島=、3着は後藤大輝(22)=福岡=だった。埼玉からのルーキーチャンピオンは83期の神田大介以来。

 小学校までは子役として数多くのドラマ、CM出演がある安彦。学業に専念するため芸能活動をやめ、川越工高に進学してから自転車競技を始める。日体大卒業後、プロの道へ。高校の先輩でグランプリ覇者の太田真一(埼玉・85期)に師事、昨年のデビュー後も着実に力を付けてきた。「今日のレースは山口(多聞)君の後ろだったが、師匠も先行で一時代を築いた人だし、自分も自力でしっかり戦えるようになりたい。師匠や、(同じ高校の先輩の)平原康多さんを目標に頑張っていきたい」と目を輝かせる。安彦の次回出走予定は17日からのF2平塚。

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