佐々木朗希の大船渡一中時代の同級生で、東北学院大の野中大輔投手(21)が世界の舞台で奮闘した右腕へメッセージを送った。(取材・構成=小田原 実穂)
朗希、めちゃめちゃかっこよかったです! でも中学校の時は一緒にプロ野球の話とかをする友達だったので、侍のユニホームを着ているのが違和感でしかないです。ただ、一流の選手を普通に抑えている時点ですごいし、こうやって結果が出るのもオフの過ごし方だったり練習の姿勢、考え方がすごいからだと思います。自分にもいろいろ教えてくれるし、そこは見習うべきだなって毎回思います。食事一つにしても、徹底しています。オフに会った時にウーバーイーツ(料理の配達)したお弁当に入っていた天ぷらの衣は絶対食べなかった。好き嫌いが多いのか分からないですけど(笑い)。そういうところは細かいですね。遠征中とかキャンプ中も朗希から電話が来て、基本ふざけた話ばかり。でもやっぱり常に朗希がいてくれて、考え方とか成功する方法をどんどん教えてくれる。自分も社会人野球を目指して、今、大学野球を頑張っていて、朗希がいるからモチベーションも上がるし頑張れます。東北の人も朗希の頑張っている姿を見て、みんなパワーをもらえると思うので、これからもいつも通りの朗希でやってほしいなって思います。僕も朗希に近づくじゃないけど、野球選手として良いプレーヤーになることを目標にして、負けずに頑張ります!