楽天・田中将大投手が11日、2011年の東日本大震災から12年を迎えたことを受けて、被災地への思いと今季に臨む決意を語った。
復興活動はヤンキースへの移籍前だけでなく、17年からは自ら発案してオフの小学校訪問なども続けている右腕。「僕たちにできること、いろんなことを発信するだったり、いい方向に進むようなことができれば一番かなと思います」と今後も震災を風化させないために自身のSNSなどを通して情報発信を行っていくとした。
東北に縁した一人の野球人としての使命も十分に理解している。「チームとして東北という名前を背負って、ずっと戦っているので、皆さんに明るい話題を届けたいと思いますし、一緒に喜びを分かち合いたいなと思う。今年はまたスタジアムの声出し応援もできるというふうになり、活気だとか熱気も戻ってくると思うので、みんなと一緒に勝って喜びたいし、最後は優勝して、日本一になって、またパレードやりたいと思うので、そこ目指して頑張りたいなと思います」と決意を新たにした。13年以来となる日本一をつかみ取るために全力を尽くす覚悟を示した。